8月九大合宿
- 航空部 九州大学
- 9月10日
- 読了時間: 2分
こんにちは!九州大学航空部2回生の大西伴樹です。今回は 8月30日(土)~31日(日) に行われた「8月九大合宿」の様子をお伝えします。

8月29日(入り日)
15時すぎに福岡を出発し、久しぶりに買い出しへ参加しました。夕食の内容は買い出し組に委ねられるため、なかなか責任重大...。さらに翌朝の朝食当番も回ってきており、こちらに関してはかなりチャレンジングな状況でした。
久住宿舎には「ガス釜」と「電気釜」が備え付けられているのですが、自分はこれまで電気釜の存在を知らず、ガス釜で炊いては毎回“泥炭ごはん”を量産していました。しかし今回ばかりは新入生の河野君に助けられ、ついに久住電気釜デビューを果たすことが叶いました。感覚頼みの炊飯から解放され、文明の力を痛感したように感じます。炊き上がったご飯はほどよい粘りで、やっとまともに仕上がった喜びは筆舌に尽くしがたいです。
8月30日(訓練初日)
7月九大合宿は雨でほとんど飛べませんでしたが、今回は天候に恵まれ無事訓練開始。
標高約800mに位置する久住滑空場は平地ほど暑くはないものの、予想通り直射日光はかなり強烈で体力を奪われました。
訓練後は夕食・風呂といういつもの流れ。
ただしこの日の夕食カレーは、なぜかご飯が1人あたり約2合分も炊き上がってしまい、お代わり必須の大騒ぎに。みんなが狂喜乱舞して食べ進める姿は、まさに阿鼻叫喚の大地獄....。
疲れも吹き飛ぶ忘れられない夕食となりました。

8月31日(訓練最終日)
この日も無事訓練を実施。ただ、前日の雨で滑走路はさらにぬかるみ、機体の主車輪が地面に深くはまり込む場面もありました。そうなってしまえば人力では動かせず、軽トラで牽引しようにも軽トラごとスタックする…という久住ならではの難しさを体感しました。
また、九大の機体 JA2509(ASK21)は、前日から胴体下面のレリーズ部に傷が見つかっていたため、光安整備士に確認いただき発航許可を得ての飛行となりました。ノーズギア損傷に続き最近生傷が絶えない本機ですが、2週間後の整備合宿でゆっくり傷を癒してほしいと思います。

以上、8月九大合宿の様子をお伝えいたしました。次の合宿では、さらに充実した訓練ができるよう準備していきたいと思います。
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