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2025年度JA2509整備合宿

こんにちは!!航空部2年の武曽司です。9月24日、25日に行われたJA2509の整備の様子をお伝えします。今回は、機体の清掃や部品交換、塗装など、普段の点検ではできない部分までしっかりと整備しました。


1日目(24日)

久住のこの時期は気温も穏やかで、比較的涼しく、快適に作業を進めることができました。

最初の工程は、座席を外して機体の清掃。ところが後席の座席がなかなか外れず、大苦戦。ボルトと格闘すること数十分、ようやく取り外せたときには、ちょっとした達成感と、そこそこの疲労感がありました。次回はスマートに外せるようにリベンジしたいと思います。

座席を外したあとは、たまっていた砂や草を丁寧に取り除いていきました。

機体の清掃中の様子
機体の清掃中の様子

続いて、ブレーキパッドの交換、HF無線機の変更、ダイブロックの段差修正を行いました。

翼の塗装中の光安整備士
翼の塗装中の光安整備士

普段の飛行合宿と違って、整備合宿はそこまで疲れないだろうと思っていましたが、想像以上に体力を使い、夜はあっという間に眠りにつきました。しっかり休んで、2日目も頑張ります。


2日目(25日)

今回の整備では、重量重心位置や寸度、舵角、主翼の固有振動数、そして静圧系統の点検・測定を行いました。いずれも機体の安全性や飛行性能に関わる重要な項目です。

私はこれらの作業を実際に見るのも手伝うのも初めてだったので、「どうやって測定するのだろう?」と最初から興味津々でした。

熊大 加来先輩、井上先輩も整備合宿に参加してくれました。本当にありがとうございます。
熊大 加来先輩、井上先輩も整備合宿に参加してくれました。本当にありがとうございます。

こうした測定作業を通して、普段は意識しない「飛行の安定性」がどれほど緻密な整備の上に成り立っているかを学ぶことができました。

JA2509に抱き着く中野先輩
JA2509に抱き着く中野先輩
翼の固有振動数の測定している大西と田邊。疲れてそう
翼の固有振動数の測定している大西と田邊。疲れてそう

初めての経験が多く、一つひとつが新鮮で刺激的でした。整備を通して多くの学びを得ることができ、グライダーへの理解と関心が一層深まりました。今後もこの経験を糧に、航空部での活動により一層励んでいきたいと思います。


 
 
 

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